氏 名
滝本 守
 所 属
KSS OB会
 掲 載 日
令和05年09月24日
表 題

 鎌倉・御霊神社の例大祭

本   文 

 御霊(ごりょう)神社の例大祭は、毎年祭神の鎌倉権五郎景政(平安時代の開発領主)の命日にあたる9月18日に開催されます。当日は、例祭典後、本堂前で鎌倉神楽が奉納され、引き続き神幸祭(神輿渡御と面掛行列)が執り行われます。
 鎌倉神楽は、釜で煮えたぎった湯に御弊(ササ)をくぐらせ、吉凶を占うという神事で「湯立神楽」又は「湯花神楽」と呼ばれています。

  神幸祭は、白丁姿の氏子に担がれた神輿が、天王唄に合わせて坂ノ下の街中を練り歩く、古式ゆかしい宮神輿渡御で知られています。御霊神社の神輿の本体は、総漆仕上げ極彩色金箔押しの鎌倉室町型の宮神輿で、1753年(宝暦3年)に造られたものです。
 神輿渡御には、県の無形民俗文化財に指定(1976年)されている面掛行列(1769年(明和5年)銘10種類の面を被った面掛10人衆)も加わります。
 江戸時代から行われていたといわれ、200年以上の歴史がある例大祭の見学に多くの人が訪れ、楽しんでいました。

以上 

       
 
御霊神社の例大祭風景
 
鎌倉神楽の神事
 
白丁姿の氏子に担がれた
宮神輿の渡御
 
             
       
 
御霊神社の神輿
 
面掛行列
 
宮神輿渡御と面掛行列
 
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