素戔嗚尊(スサノオノミコト)を御祭神とする山ノ内八雲神社の神幸祭(神輿渡御)が、7月21日(日)に開催されました。
山ノ内八雲神社の神輿が北鎌倉駅前を出発して北鎌倉の円覚寺、明月院、建長寺、浄智寺、東慶寺の各寺院を表敬巡行する珍しい神仏混合の祭りです。
寺院巡行を終えた山ノ内八雲神社の神輿は、北鎌倉駅前広場で山崎八雲神社(北野神社)の神輿と合流します。
その後2基連れだって天王屋敷まで渡御する行合祭です。(山ノ内が男神輿、山崎は女神輿)
天王屋敷では、「出会いの儀神事」が行われ、身籠もった山崎の神輿に腹帯が巻かれるという物語で祭は終了となり、その後2基の神輿は、それぞれの神社へ宮入します。
神輿渡御には、八雲神社の面掛け7人衆も参加しました。八雲神社の面は、御霊神社の面掛行列(‘23年9月紹介)の面を模したもので1840年(天保11年)制作と伝えられています。
多くの見学者が訪れ、鎌倉の祇園祭とも云われる山之内八雲神社の神幸祭を楽しんでいました。
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円覚寺前から北鎌倉の寺院表敬巡行に向かう、山之内八雲神社の神輿 |
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表敬巡行した建長寺山門前で、住職の出迎えを受ける |
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北鎌倉の各寺院を巡行した後、北鎌倉駅前広場に向かう山ノ内八雲神社の神輿。後方に続くのは、5年ぶりに復活した子供神輿 |
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神輿渡御の行列に参加した面掛け7人衆 |
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北鎌倉駅前広場で合流した山ノ内八雲神社の男神輿(左側)と山崎八雲神社の女神輿(右側) |
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「出会いの儀神事」で、白い腹帯を巻かれた山崎八雲神社の神輿 |
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