氏 名
高橋 孝
 所 属
KSS OB会
 掲 載 日
2024年12月01日
表 題

 旅の思い出「五能線とハエ叩き」

本   文 

 この夏、白神山地の青池を観に行こうと、孫娘(4歳)を連れて秋田から青森へ続く日本海沿いを走る五能線を旅した。目的地の【十二湖駅】で私たちを待っていてくれた運転手さんの手には、何故かハエ叩き【ん?】と思いつつバスに乗ったら、すぐにハチのようなアブが飛び込んできた。運転者さんはバスの中で、わ~ゎ云いながらハエ叩きを振り回してアブを退治してくれて一安心。彼曰く【今の時期、アブが多いんだよね~】そうかハエ叩きはアブ退治用だった。
 青池は太古の昔、地震による山崩れで堰き止められて出来た池の一つで、染料を流したように青く澄んでいた。なぜかこの池だけ青く不思議だった。
 宿泊先のコテージに到着したら玄関横にハエ叩きが置いてあった。孫が室内探検で風呂場にアブを見つけて大騒ぎとなった。孫が果敢にハエ叩きを持って窓に止まったアブを見事にやっつけて、みんなで感心した。
 翌日、駅までのバスで昨日の運転手さんにアブ退治の話しをしたら、【よかったら、このハエ叩きをあげるよ!】と言って、バスに備え付け?のハエ叩きを手渡ししてくれた。 【えッ】と思ったが、これを頂くことにした。
 孫はこの【ハエ叩き】がたいそう気に入ったようで、これを持って旅の継続となった。 その後に乗り込んだ「リゾート白神」では、津軽三味線の生演奏を聴くことができた。 初めて目の前で聞くバチの音は、体全体を揺さぶるほどの迫力で凄かった。 ふと見ると、孫は手に持っていたハエ叩きを三味線代わりに演奏していた。旅は面白い。

   写真説明
   写真―1 能代駅備え付けのバスケットゴール
   写真―2 ハエ叩きがお気に入り
   写真―3 鮮やかなコバルトブルーに輝く青池
   写真―4 青森港の津軽リンゴ

以上 

     
 
写真―1
 
写真―2
 
         
     
 
写真―3
 
写真―4
 
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