杉本寺は、734年(天平6年)に僧の行基が開山した鎌倉最古のお寺です。
本堂は、茅葺き屋根造りで、ご本尊は行基作の十一面観音菩薩像、同じく滋覚大師円仁作、恵心僧都源信作の3体が祀られていて、坂東三十三観音霊場の第一番札所となっています。
本尊を拝む事により、33(11面×3体)の功徳を得られるとも言われています。
参道の苔むす石段は神秘的でミシュラン・グリ-ンガイドで、二つ星の「寄り道する価値がある」に格付けされています(保護の為立ち入り禁止です)
苔が見られる茅葺き屋根の山門(仁王門)には、境内を護るように朱塗りの仁王像が左右に立っています。杉本寺は、鎌倉の苔の寺としても知られています。
本堂内に、字の読めない農民や子供に般若心経を覚えさせる為に、お経が絵文字で書かれている般若絵心経が掲示されていました。解説文を検索して読み方を調べると、釜が反対で「まか」、般若はそのまま、腹で「はら」、摩訶般若波羅と、以下・・・。なるほどと江戸時代の先人の知恵に感心させられました。
杉本寺の帰りに立寄った荏柄天神社の樹齢900年のご神木の大銀杏(鎌倉市の天然記念物に指定され、市内の銀杏のなかで一番の巨木)の黄葉が見頃でした。
写真説明
写真1 茅葺き屋根の杉本寺の本堂
写真2 白い奉納旗が荘厳な風情を醸し出す鎌倉石の苔の石段
写真3 仁王門右側の阿形像(あぎょうぞう)
写真4 仁王門左側の吽形像(うんぎょうぞう)
写真5 般若絵心経の絵文字と同解説文(抜粋)
写真6 荏柄天神社の大銀杏の黄葉
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