氏 名
吉浜 裕嗣
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
2025年06月01日
表 題

 みちのくお遍路 第4回(南三陸町~気仙沼市)

本   文 

 前回の宮城県金華山に続いて、今回は南三陸町志津川から気仙沼市まで3泊4日、69kmの「みちのく潮風トレイル」歩きお遍路に行ってきました。
 当日は最寄り駅を5:06発の一番電車に乗り、東京駅6:32発(東北新幹線はやぶさ1号)仙台駅(東北本線)小牛田駅(JR気仙沼線)柳津駅(JR気仙沼線BRT)と乗り継ぎ、途中、郡山・福島間で強風のため新幹線が減速運転するハプニングもあり、乗り継ぎがうまくゆかず1時間遅れで南三陸町志津川に12時に到着しました。
 志津川では南三陸町震災遺構の旧防災対策庁舎を目の当たりにして当時の記憶がよみがえり、犠牲になられた方々のご冥福を祈りました。 田束山(たつがねさん511m)に登る途中では山菜取りの方から「最近、熊が出た」と聞き、腰に熊鈴をつけ時々ホイッスルを吹いて熊さんに近寄らないように警告しながら登りました。期待したツツジはちょっと早くつぼみが多かったです。 気仙沼に入ると震災遺構の旧向洋高校を見学しました。3階まで津波に襲われましたが、適切な避難により生徒・教職員全員が無事と聞きほっとしました。
 今回は前回より長距離を歩き山も登ったので、リハビリ中の腰や膝の痛みが帰宅後もしばらく続き、1日の歩行距離を少し短くするなど対策が必要と感じました。

写真1 東北本線小牛田駅ホーム待合室の路線図、知らない駅ばかり
写真2  

柳津駅始発のJR気仙沼線BRT(大震災後、被災した線路を専用道路にしたバス高速輸送システム)
写真3  
防災無線で「大津波です。高台へ避難を!」呼びかけが記憶に残る
写真4 南三陸町の里山の風景
写真5 山ツツジは二分咲きくらい(遠くにリアス海岸)
写真6 気仙沼震災遺構の旧向洋高校、3階までの窓枠は無くなり4階の外壁は流れてきた船が当たったのか捲れていた

 

以上 

       
 
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