山小屋利用で北アルプスの槍ヶ岳(3,180m)にソロで登ってきました。実は槍ヶ岳を目指したのには特別な理由があり、こちらの紹介は来月の”北アルプス紀行-その2”でお話ししたいと思います。
今回は上高地から入り、槍沢ロッヂで1泊した後夜明け前に出発し、槍を見上げながら槍沢をひたすら登りました。途中で雷鳥さんと出会うこともでき、山頂直下の槍ヶ岳山荘に無事到着。一息入れて20分程の岩登りで山頂へ。岩場には梯子がいくつかあり足がすくむ方もいましたが、工場でのタワーの上り下りで鍛えられたおかげで、この関門は軽くクリアーできています。風もなく穏やかな日差しの下、3,180mの頂で1時間以上の間、絶景を眺めながら下界を忘れて”まったり”とすることができました。
山荘は平日にもかかわらず満員で、何と言っても外国の方が多く、中国の団体に加え、韓国、欧米と国際色豊かな山小屋でした。夕食時も、カリフォルニアから一人で来た青年が前に座ったので、英会話の練習も兼ねて日米山談議を楽しみました。
夕食後の雨上がり、虹とともに見た夕日も素晴らしかったですが、翌朝山頂から眺めたご来光が最高でした。360度遮るものがなく、富士山も朝焼けをバックに顔を見せてくれました。また、信州テレビの方々が撮影に来ていて、ご来光仲間と万歳ポーズで写真に収まっています(放送されたかは未確認)。山頂での夢の時間を過ごした後はひたすら現実に向けて足を運び、上高地到着後は恒例の温泉で汗を流し長い帰路に着いています。アルプスの自然を満喫できた2泊3日の山旅でした。
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