氏 名
吉浜 裕嗣
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
2025年08月16日
表 題

 大正池から槍ヶ岳・大喰岳・中岳・南岳へ

本   文 

 昨年夏に悪化した右膝の古傷は、リハビリを続けながら低山歩きなどで足腰を慣らしてきて、春には以前の7~8割くらい回復しました。
 今年は夏山に行けそうということで、北アルプスに初めて登った記念の山・槍ヶ岳を登ろう(最悪、見てくる)と決めました。
 ただ、登山中に右膝が悪化したら大変なので、上高地に前泊で日程に余裕を持たせ1日の歩行時間を短くして、大正池から足慣らししながらゆっくり登ることに。そして体調・時間に余裕あれば、槍から続く南岳までの3000m峰4つを登る計画にしました。

 4日目早朝に槍の肩まで到達し、体調が良く岩登りを楽しみながら頂上に立つことができました。高1の初登以来なんと60年ぶりの第2登。槍の頂上からの眺望はやはり素晴らしいものでした。

 そのあと大喰岳(おおばみだけ)、中岳、南岳へと稜線を縦走。しかし、ガスが上がってきて大キレットや穂高岳方面の眺望はあまり得られず、やや残念でした。南岳から往路を戻りましたが、中岳、大喰岳がずんずんと高く感じられ、膝が痛み始めて足取りも重くなり、往路よりきつかったですがそれでも何とか歩き切ることができました。
 最終日はヒュッテ大槍より朝陽に輝く槍ヶ岳を存分に見てから、計画通りに歩けたことに満足しつつ上高地へ下山しました。

写真説明
 写真1 上高地入口にある大正池と水面に映る焼岳
 写真2 槍ヶ岳の穂先が見えた!
 写真3 数年前に歩いた黒部源流の山々、黒部五郎岳、鷲羽岳…
 写真4 南岳からの帰路、槍の手前に中岳、大喰岳がずんと高い
 写真5 槍からつづく稜線の向こうに夕映えの北穂高岳、鋸歯状の前穂高岳
 写真6 朝日に輝く槍ヶ岳

以上 

       
 
写真1
 
写真2
 
写真3
 
             
       
 
写真4
 
写真5
 
写真6
 
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