氏 名
佐藤 能央
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
2025年09月08日
表 題

 北アルプス紀行-その2

本   文 

 昨年(2024年)の話ですが、北アルプスの常念岳から蝶ケ岳の稜線を歩いて来ました。きっかけは、半世紀前に見た槍穂の勇姿が忘れられず、アルプス50周年を記念して決行したものです。
 初めてアルプスを訪れたのは(50年前の)高校2年生の時。山好きな先生の周りに集まった高校生男女9人の登山素人グループが、夏の思い出作りにテント泊に挑戦。当然U.L.(ウルトラライト)の概念はなく、重いキスリング(横長の帆布製ザック)を担いで上高地から3時間歩いた横尾をベースキャンプに。初日は涸沢から奥穂高岳(3,190m)に登頂し、翌日晴天の蝶ケ岳山頂から有名な槍穂高連峰の大パノラマを堪能しました。
 今回は66歳の高齢者一人で、三股から常念岳を登って常念小屋でお世話になりました。大雨が降った翌朝再び常念岳に登り、お目当ての蝶ケ岳までの稜線を気持ちよく縦走してきました。50年前のような晴天とはなりませんでしたが、虹を近くに見たり、雷鳥さんのお出迎えを何回も受けたり、大満足の山旅..のはずでしたが、今回間近で見てしまった”颯爽とした槍ヶ岳”1)に引かれてしまい、下山中の頭の中は槍ヶ岳登山計画で一杯になっていました。半世紀超しに実現した山行では完結せず、”北アルプス紀行-その1”に続くことになりました。(その1をまだご覧になっていない方は是非お読み下さい。”いいね!”ボタンはありませんが..)
*1) 深田久弥著「日本百名山」引用

写真説明
写真-1  穂高連峰(前穂/奥高/涸沢/北穂)
写真-2  50年前の穂高連峰
写真-3  常念岳からの槍ヶ岳
写真-4  早朝常念への登りでの虹
写真-5  常念から蝶への稜線
写真-6  稜線歩きで出会った雷鳥さん

以上 

       
 
写真-1
 
写真-2
 
写真-3
 
             
       
 
写真-4
 
写真-5
 
写真-6
 
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